遺品整理士という資格が存在する！

数多ある資格の中で介護士や保育士のように最後に「士」という字が付く、いわゆる「士業」と呼ばれる専門性の高い資格があります。

遺品整理士という資格も存在しており、遺品整理にまつわる一定の知識と技術を備え、遺族に代わって遺品の整理を行う専門家としての資格を取得した職業です。

ただ、介護士や保育士のように、法律で規定された国家資格ではありませんので、遺品整理士の資格を有する物でなければ遺品整理事業に携わることができないというわけではありません。

しかし、多種多様な業者の遺品整理事業への新規参入が増えたことにより、ごみの不法投棄問題や、高額な料金の請求などのトラブルが多発している状況がありました。

そのため、遺品整理専門業者への信頼や資質が問われる状況を変えるために、2011年に優れた遺品整理士の養成を行うことを第一の事業目的として、一般社団法人遺品整理士認定協会が設立されました。

遺品整理士とは、その遺品整理士認定協会が実施する遺品整理士養成講座を受講して試験に合格することで、付与される資格を言います。

前述していますが、遺品整理士の資格を有する業者は、遺品整理にまつわる一定の知識と技術を備えているため、遺品整理士の資格を有している遺品整理業者に依頼を行うことで、様々なトラブルを防ぐことができます。

遺品整理士認定協会に在籍している遺品整理業者は何が安心？

1.トラブルを避けられる

前述したごみの不法投棄問題や高額な料金の請求のほかにも、乱雑な作業状況や、貴重品類の盗難などが問題となる場面がたびたび見受けられます。

そのような悪徳業者もある一方で、遺品整理士の資格を有する業者に関しては、

一定の知識と技術を要しているため、上記のトラブルを防止することができます。

そのため、トラブルを防止する意味でも、遺品整理を業者に依頼する場合は、遺品整理士の資格を保有しているかどうかを確認することが重要です。

2.信頼できる

遺品整理は何度も行うようなものではなく、初めて遺品整理を行うといった方が多くいらっしゃると思います。

ただ、個人で遺品整理を行う場合には限界もあり、業者に依頼を行うことも多いと思われます。

しかし、初めて依頼するときには、どの業者を選択したらよいのか悩む場面もあると思います。

そのような際には、確かな知識と技術を要する遺品整理士の資格を有する業者のほうが信頼できるといえます。

3.有資格ということで選択しやすい

前述したように、悪徳業者も存在する遺品整理業界ですが、遺品整理士が在籍する業者を選択することで、そういった悪徳業者に依頼してしまうことを防ぐことができます。

家族を失った心労も癒えぬ中、追い打ちをかけるように悪徳遺品整理業者に当たってしまった際のショックが計り知れないことは想像に難くありません。

そのため、遺品整理士の資格を有している業者は選択肢に挙げやすいといえるでしょう。

まとめ

昨今、孤独死が話題に上がる場面も増えてきており、遺品整理の需要が増えてきています。

それにより、悪徳業者が増加することも事実であり、遺品整理の依頼は慎重に行う必要があります。

遺品整理士が在籍する遺品整理業者であれば、適切な方法で遺品整理を行うことができ、状況判断力にも優れています。

大切な遺品を許可なく持ち出したり、不法投棄や貴重品の盗難などの違法行為を行うこともありません。

安心して遺品整理を任せられることが、遺品整理士が在籍する遺品整理業者に依頼をする最大のメリットです。

遺品整理について困ったことがあれば、まずは遺品整理士を有する遺品整理専門業者に相談してみることをオススメいたします。

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