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SDGsの一つでもあるゴミ問題

●SDGsの提唱するゴミ問題って何?

 

ゴミ問題と言われると、とても抽象的でどこからどこまでがゴミ問題といわれるのか分かりにくい問題です。

大まかに説明をすると、一般家庭から発生するゴミや産業廃棄物、災害ゴミに関する問題、不法投棄による環境汚染の問題、

焼却や埋め立てが追い付かない問題、ゴミ処分場の新増設に伴う近隣住民の反対などの問題を総称して、ゴミ問題と言われています。

最近特に問題となっているのが、海のプラスチックごみです。

川や道端に捨てられたプラスチックごみが最後に行きつくのは海となります。

世界中の海にはすでに1億5000万トンのプラスチックごみがあると言われています。

そしてなんと毎年800万トンもが新たに流れ込んでいるとされています。

このままの状況のままだと2050年には海にいる魚の重さよりもプラスチックごみの方が多くなると言われています。

 

 

 

●なぜこうなった?ゴミ問題の原因

 

日本では古くから、何でも直して使ったり、再利用したりするリサイクル社会でした。

では、どうして今ゴミについて問題視されるような状態になってしまったのでしょうか?

1800年代から大きく技術が発達し、我々は生活は便利になりました。

耐久消費財の頻繁な買い替えがはじまり、お菓子の梱包をはじめとする過剰包装、

ファストファッションなどの使い捨て商品の増加してきています。

また、生活雑貨など安価に入手可能になった故にモノを大切にしなくなったなどが原因として挙げられます。

また、それに合わせて食品ロスも増えています。

 

 

ゴミ問題の現状

 

●日本では

 

2020年3月に発表された、2018年度のゴミ総排出量は年間4,272トンにものぼります。

東京ドームに例えると約115杯分もの量を廃棄していることになります。

あくまでもこの数字は一般廃棄物の量ですので、産業廃棄物も含めるともっと多くの量のゴミを廃棄していることになります。

また、食品ロスは年間約612トンにものぼり、国民1人当たりに換算するとお茶碗約1杯分の食べ物を毎日捨てている計算になります。

すごくもったいないですよね。一方、世界ではどのくらいゴミが排出されているのでしょうか。

 

ゴミ問題の対策

 

日本の法律

 

  • 循環型社会形成推進基本法

社会の物質循環の確保や天然資源の消費の抑制、環境負荷の低減など

  • 廃棄物処理法

廃棄物の適正処理など

  • 資源有効活用促進法

再生利用の推進など

その他にも、個別物品の特性に応じた規制があります。

  • 容器包装リサイクル法(ビン、ペットボトル、紙製、プラスチック製、容器包装等)
  • 家電リサイクル法(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機)
  • 食品リサイクル法(食品残渣)
  • 建設リサイクル法(木材、コンクリート、アスファルト)
  • 自動車リサイクル法(自動車)
  • 小型家電リサイクル法(小型電子機器等)

 

日本ではかつて、使い捨て製品の普及により深刻なゴミ問題を引き起こしていました。

そのため循環型経済を目標として掲げ、3Rの推進等により、

2000年時点と比べ、資源生産性は約6割向上、最終処分量は約7割削減しています。

 

3Rとは?

 

3RとはReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの総称です。

 

Reduce(リデュース)

 

耐久性の高い製品の提供や製品寿命延長のためのメンテナンス体制の工夫など、

製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすることです。

 

Reuse(リユース)

 

使用済製品やその部品等を繰り返し使用することです。

その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、

リマニュファクチャリング(使用済み製品の再生)などのことです。

 

Recycle(リサイクル)

 

廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。

その実現を可能とする製品設計、使用済製品の回収、

リサイクル技術・装置の開発なども取組のひとつです。

 

身近にできること

 

SDGsを意識して、ふだんの生活で具体的な行動をしている人は、まだ20~25%くらいだと言われています。

地球の未来のためにはもっと多くの人たちが、自分にできることを具体的に行動することがもとめられています。

日常の中で簡単にできることはたくさんあります。

例えば、本当に必要なものだけ購入することや食べられる量だけ注文するなど。

それだけで、破棄する量も減りますし、生産過程で生まれるゴミも減らすことができます。

普段の生活の中で、少しゴミについて意識を向けてみましょう。

 

 

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