回収された後の遺品はどうなるのか!?
回収された後の遺品はどうなるのか!?
人ひとりが持つ品物は想像するより多いことはご存じだろうか?
私たちが普段、遺品整理で訪問させていただくお宅には、故人様が生前に使用されていた愛用品をはじめ、
写真など思い出の品や書物など趣味の収集物、家電製品や寝具、仏具や神棚など多岐にわたる様々なお品が残されている。
それらのお品はすべて遺品となり、遺品整理をするにあたり遺品を保管する場所や処分の方法について、悩む方はたくさんいる。
もっとも望ましいのは、形見分けとして親族や親しい友人などですべての遺品を分け合い、
故人との思い出を共有することと思う方もいるかもしれない。
しかし、残念ながら現実的に「すべての遺品を分け合う」というのは難しい問題だ。
ご遺族にとってはどれも故人様の思いが詰まった大切なご遺品であったとしても、
実際には大型家具や家電製品などを保管するスペースがないといった日常生活上の事情があり、
心苦しいという気持ちがあっても処分せざるを得ないというケースは珍しくない。
様々な事情によってご遺族で保管できないものもある。
このように判断されたご遺品はお引き取りや買取りをさせていただき、
必要とする方々へ再販し、資源の再利用をさせて頂くこともある。
ご遺族にとって、「引き取られていった遺品がその後どうなるのか?」
今回はその行方を数例ご紹介しよう。
遺品整理で引き取られたご遺品の仕分け
ご遺族が処分すると判断されたご遺品は、お引き取り、
もしくは買い取りが可能なお品であれば買取をさせて頂くこともある。
回収させていただいたご遺品は、弊社の倉庫へ持ち帰った後、
さらに「使用・販売できるお品」、「再利用可能な資源」、「適切な処分が必要な廃棄物」へと仕分ける。
寄付で社会に貢献する
遺品整理でお引き取りさせていただいたご遺品には、
未使用のまま保管されていた衣類や食器といった日用雑貨品をはじめ、
石鹸やタオル等の贈答品、まだまだ使うことができる家電製品や家具、寝具など状態の良いお品が多くある場合も多い。
それらのご遺品は「寄付」という方法によって、災害などで被災された方々を支援する復興支援団体や社会福祉協議会を通じて、
国内外を問わず、生活必需品を必要とする被災地や施設、または海外の発展途上国などへ譲り渡すこともできる。
ご家庭の宗派に合わせた遺品のご供養
日本では古来より「ものには魂が宿る」と考えられてきた。
特に、お札やお守りなどには神が宿るとされていたこともあり、
そういった物を粗末に扱うことなく、神社や寺院に儀式を依頼することが通例とされていた。
このことは遺品整理にも大きく関係していると思っている。
遺品整理における遺品のご供養も、古くからの風習に因み、
各宗派の僧侶を招いて読経供養を執り行っていただき、その後ご遺品を適切な方法で廃棄してもらう。
ご供養によって魂抜き・お性根抜きを済ませたご遺品は、お焚き上げなどの方法によって焼却処分するのが一般的だ。
故人が大切にしていた品々を手厚くご供養することにより、ご遺品に込められた想いも故人様と共に天国へ送り出すお手伝いができると考えている。
ご供養によってお品に宿った魂やお性根を抜くことでけじめもつき、
ご遺族も納得してお別れすることができ、気持ち的なご負担も軽減されるのではないだろうか。
まとめ
弊社がお引き取りさせていただいたご遺品は、単なる不用品として廃棄処分するのではなく、
故人様を尊重し、偲ぶご遺族のためになるよう最善の活用方法を提案させて頂けるよう尽力していきたいと考えている。
遺品整理を行う際に、「ごみとして捨てるのは気が引ける」「まだ使えるのに引き取り手がいない」と思うようなお品があればご相談いただきたい。
不要となったご遺品も、エコを意識して確立したリサイクル方法に基づき、豊富な経験の中から適切な方法で処理・再販。
弊社は、素早く丁寧で真摯な対応を徹底し、社会への貢献、地球環境の改善も配慮した仕事に努めていくつもりだ。
株式会社ファーストクリーニング -安心して暮らせる世の中のお手伝い-
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